駅の階段、
最後の一段で
目の前の女性が転倒
すぐに立ち上がり
ことなきを得ましたが
危うく将棋倒しです(怖っ)
階段の途中で転ぶ人は
意外に少なく
転ぶとしたら
最後の一段です
なぜか
それは
これで終わりっ!
と気を緩めるから
徒然草『高名の木のぼり』の段では
このことを指摘しています
木のぼり名人が
弟子に木のぼりを指導
高いところに
弟子がいる間は何も言わず…
ところが
降りてきて
あともう少し
となったと所で
『過ちすな。心して降りよ』
とアドバイス
名人ほど知っているのです
気を抜いた時が危ないと
終わり良ければ全てよし
クラブのママも
料亭の女将も
水戸黄門も
登場するのはラスト
それは
最後の瞬間が大切だと
知っているから
仕事も人生も
最後に気を緩めたらダメ
年末まで
気を引き締めてがんばりましょう