泣いて馬謖を切る
前途有望な優秀な部下(馬謖)
が犯した規律違反
天才軍師・諸葛亮孔明が
その罪を咎め打首にする
という
三国志の名場面です
なぜ馬謖を着るのですか?
の周囲の声に、
孔明が
全体のために馬謖の罪を
許してはならない
と泣きながら返答したことから、
『泣いて馬謖を切る』
の名言が生まれました
三国志ファンの石原としては
なくてはならない名場面
ですが、
組織をサポートする参謀
としては
違う選択はなかったのか?
と考えさせられるシーン
でもあります
古今東西
優秀な人材は
喉から手が出るほど欲しい
採用にも
育成にも
多額のコストと時間が
かかります
そうして育てた人材を
一度のミスで断罪にする
それは
本人にとっても会社にとっても
あまりにもったいない
そして、
この断罪は世間に知れることとなり
『あそこは一回ヘマすると首切られるぜ』
となれば人は集まりません
もちろん
そうでもしなければ
組織に「しめし」がつかない
そんな時もあるでしょう
それはよほどの時です
安易に馬謖を切ってなりません
馬謖を切ることが
今後の採用に
どのような影響を与えるかまで考え、
その上での罪を決めても
遅くはないでしょう