映画『国宝』
映像と音楽
歌舞伎の美しさに魅力されました!
以下ネタバレあり
舞台の美しさと対照的に
主人公たちの人生は
波瀾万丈そのもの
ストーリーを通じて、
『道を究める覚悟はあるか?』
と問いかけられているようで
正直、
見ていて辛い時間が多かったです
妾の子を連れて
神社へ参拝するシーン
『何をお祈りしたの?』
との問いかけに
吉沢亮演じる歌舞伎役者は
こう答えます
神様にお祈りではなく
悪魔と取引をした…
と
取引内容は
日本一の歌舞伎役者になるために
他の全てを捧げる
最終盤で
『悪魔との取引』という
ワードが再登場しますが
鳥肌が立ちました
表に目える華やかさは
その数十倍の努力や
周りの協力
(そこにはもしかすると犠牲も含まれるのでしょう)
に成り立っている
そう思えば
人の華やかな成果だけを
羨む気持ちは無くなります
そして
大小問わず
道を究めるとは
その全てを背負うこと
なのかもしれません
石原は欲張りなので
仕事もプライベートも
どっちもやりたいことやり切る
と決めてはいます
それには乗り越えていくものがあるぞ
その覚悟が自分にあるのか?
そう問われ続けられた
映画鑑賞となりました
ぜひ見てみてくださいね