とある大臣の号令で
2020年7月から
レジ袋が有料化
今では
買い物袋は持っていくか
レジ袋を買うのが
当たり前となりました
結果、
どんな環境への効果があったのか?
結論、
ほぼありません
なぜなら、
そもそも
レジ袋が与える環境負荷は
とてつもなく軽微だから
日本全体のCO₂排出量(2019年)→ 約11.5億トン
レジ袋使用量(年間約300億枚)→ CO₂排出:約40〜60万トン程度
つまり、
レジ袋を全部やめたとして
二酸化炭素削除できる効果は
0.05%程度
ま、
儲かったのは
レジ袋をたくさん使う業界
ですかね
一国の大臣が
日本全体を動かし
やる施策ではありません
環境省の言い訳が
『意識は醸成できた』
国民をバカにし過ぎです
二酸化炭素削減
そのものにも言いたいことはありますが
100歩譲って
二酸化炭素削減すると言うなら
効果の高い政策を考え
実施すべきです
レジ袋のように
わかりやす失敗事例
は珍しいにせよ、
目先の
『オレ、やってるよね感』
を得るために
大して効果のないことに取り組む
これ、
私たちもやってしまいがち
改革するのであれば
次の手順が必要です
①何が問題なのかを明確にする
②その問題をやっつけられる策を考える
③最も効果が高く、最も効果が早く出て、最もやりやすいものから実施する
目先の取り組みやすい対策
には手を出してはいけません
レジ袋の二の舞になりますよ