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2023.12.21
テーマ:社外参謀◆今朝の一言
熱いハートでクールに戦う 〜『町工場の娘』に学ぶ改革の要諦〜
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「町工場の娘」こと諏訪社長は
前社長(実父)の急逝を受け、
ある日突然社長に就任
銀行や取引先から
「専業主婦に社長が務まるのか?」
と面と向かって言われます
社員に請われて社長になったのに、
良かれと思った経営改革には
幹部以下社員が猛反発…
それでもがんばって
ちょっと良くなったな〜
と思ったら
リーマンショックで赤字に転落
全員のリストラを覚悟…
と、まさにドラマになるレベル
(実際なっていますが)の
苦難の連続
そんな困難にあいながらも、
「ものづくりの魂」を絶やさないとの信念の下、見事にV字回復を果たし、
数々の賞も受賞されています。
諏訪社長曰く
社長に就任したばかりの頃は
「会社を良くし、社員を守るためには絶対にこれが必要なのに、なぜ(社員は)わからないのか?」
と思い悩んだそうです。
それでも、
「物事には原理原則があり、基本がある」
との考えを持ち、
「起きている問題になぜなぜを繰り返していくことで、問題の根本を掴み、対策を講じていく」
という基本に忠実なやり方
を貫かれています。
そして、
いざ、やると決めた対策
に対しては
結果が出るまで
とことん実践していく
この繰り返しが成果を生みます
成果の積み重ねで周りからの信頼を得ます
一言で言うなら
「熱いハートでクールに戦う」
(日曜日の朝に放映していたデカレンジャーのキャッチコピー(笑))
です
お父さんの想い
モノづくりの素晴らしさ
を残すんだとの熱い想い
これに
とことんまで
ロジカルに考え抜く冷静な頭
この二つが重なった時
組織には求心力と勢いが生まれます
諏訪社長の場合も
熱いハートとクールな頭が
V字回復を生んだ
のではないでしょうか。
熱いハートとクールな頭
あなたは両立できていますか