先週末は
京都大学リーダーシッププログラムの
特別企画
『エグゼクティブのための
危険な短歌教室
〜魂に届くことば〜』
を受講
数々の賞を取り
売り出し中の歌人
鈴木晴香先生より
短歌の世界を
レクチャーいただきました
講義では、
洗濯板みたい雲を見上げたる冬至
わたしはお金もほしい
(染野太郎)
売るものほとんどあらずパソコンも電子レンジも金出して捨つ
(山下翔)
一見聞くと
お金の歌に思えても
赤裸々な心の思いを言葉に変えることで
人生を語っている
なんて深い〜解説を
いただきつつ、
鈴木晴香先生の歌も
ご本人から解説
悲しいと言ってしまえばそれまでの夜なら夜にあやまってくれ
(鈴木晴香)
悲しすぎて悲しいという陳腐な言葉しか出てこない…そんな自分に対して「この夜にあやまれ」とつぶやいている歌
とのこと
一通りのレクチャー後、
受講生からの歌も批評
言葉のプロならではの
フィードバックをいただきました
鈴木晴香先生曰く、
『短歌は心(言葉)を冷凍保存できる』
一瞬の感情を
人は忘れてしまう
あんなに嬉しかったことも
あんなに愛した瞬間も
あんなに辛かった思い出も
やがては忘れてしまう
でも、
その想いを短歌にしておけば
その短歌を思い出すことで
あたかも冷凍保存したかのように
その時の想いを
思い起こすことができる
言葉に乗せた心が
冷凍保存できる短歌
魅せられます