フジテレビ第三者委員会の報告書、
原文が公表されたことから、
新幹線の中で
3時間かけて読みました
久々に
読み応えのある内容でした
知ってか知らずか
世の中とズレてしまった
感覚を持ち続けた芸能人と、
フジテレビ経営陣への嫌悪感、
被害にあった方への苦しみへの共感
これらの感情を滲ませながらも
「丁寧に事実を積み上げた報告書」
との印象でした
報告書の中では
『推認』との言葉が目立ちました
推認とは、
すでに分かっていることをもとに推測し、ある物事が事実らしいと認めること
もう少しわかりやすく言えば、
・伝聞 〇〇と聞きました
・意見 私はこう思う(コメンテーターがよく使う手法)
・推定 〇〇らしい(勘に近い)
ではなく、
当事者からの一次情報
残されたデータ
から積み上げられた
確度の高い仮説のこと
今回の性犯罪事案も
トップ芸能人が犯した性犯罪
それをお膳立てするプロデューサー
それを隠蔽するテレビ局
と役者が揃ったことで、
事実より伝聞・意見・推定が
おもしろおかしく広がりました
これだと
何が真実で
私たちは何を信じれば良いのか
全くわかりません
もちろん、
報告書も調査しきれない箇所があるはずで、
その場合でも
事実から積み上げた仮説であれば
当事者は
ここの仮説の組み立てがおかしい
ここが事実と反する
とディスカッションできますね
フジテレビ経営陣の記者会見が
ダラダラと10時間も続いたの対し、
第三者委員会の会見が
理路整然と2時間でピシャリ
と終わるのを見ても、
思考の質の差を感じます
ビジネスにおいても
伝聞・推定・意見
で話し合っている場を
たまに見かけます
が、
これ、
あまり意味をなしません…
私たちは
批評だけすれば良い
コメンテーターではなく、
リアルの世界で
人とお金を動かすビジネスパーソン
伝聞・推定・意見は横に置き、
事実(データと一次情報)に
基づき意思決定すべきです