イギリスの名政治家チャーチルは
『政治とは何が起きるかを見通す能力である。そして後日なぜそうならなかったのかを説明する能力だ』
との名言を残しています
なんや、
見通せへんのかい!
と突っ込みたくなりますが、
ここで注目するのはそこではなく
『なぜそうならなかったのかを説明できる』
という点です
経営をしていく中で
たくさんの計画を立てます
立てた計画を実行し
振り返った時に
なぜ思い通りに行ったのか?
そして、
なぜ思い通りに行かなかったのか?
論理的に説明できるでしょうか?
計画通りに行かなかったのかのであれば、ここの数値が予想より下回ったから
競合のこの動きが予想とズレたから
など、
説明できる必要があります
石原は
たくさんの計画を
クライアントさんと立てますが
上手く行った時も
思い通り行かなかった時も
その理由を
全て説明できます
なぜ
これができるか?
それは
対策ジャンプ
をしていないから
対策ジャンプとは、
問題を見つけたら
反射的に対策を打ってしまうこと
対策ジャンプをしてしまうと、
上手く行った時も
上手く行かなかった時も
その理由は説明できません
なぜなら、
問題の原因がわかっていないから
問題が起きた時に
まずすべきは
原因の追求です
なぜその問題が起きた原因を
ピンポイントで特定し、
その原因を解消できる対策を打つ
この対策が
上手く行かなかったのなら
それは
原因の特定が間違っていたから
です
対策を間違えたことは残念ですが、
間違えた理由を説明できれば
やり直しできます
何か対策を打つ時は
その対策が上手く行かなかった時に
明確に理由が説明できるか
を考えてみれば
その対策の精度は上がっていきます