講演をしていると
よく聞かれる質問が
「その値の平均を教えてください」
です
業界の平均値
を知ることで
自分が
平均より上か
平均より下か
を知りたい
ということですよね?
平均を調べることは簡単です
政府や銀行、
会計事務所がまとめてくれているデータを見れば
業種業界別に平均値が出ています
ですが
問題はここから
学校では
平均点が公開され
平均を上回っていればセーフ
下回っていればアウト!
と教わりました
その後遺症でしょう
私たちは平均点を知りたくなります
経営の世界では、
平均を知り
平均を上回っていればOK
と思っているとしたら
危険です
なぜなら
平均では生き残れないから
例えば
石原が大切にしている指標にROA(利益÷総資産)があります
ROAはできれば5%以上、
最低でも金利(今なら2%)以上なければ
持続可能な資金を残していくことは困難です
ところが
上場企業のROA平均は3%
中小企業のROA平均は2%
平均を取ったところで
たいして稼げません・・・
クライアントとは平均では自社の理想
を目標にしています
それはROAや借入金、
そして何より自社がやりたいこと(ビジョン)から逆算した
根拠のある目標です
現実主義の石原が導き出した結論
それは、
目標にすべきは
「平均」ではなく「理想」
です