
石原のデスク前には
一枚のボロボロの紙が
ずっと置いてあります
入社3年目の研修で
配られた紙です
そこには
『たった一人しかいない自分を
たった一度しかない一生を
ほんとうに生かさなかったら
人間、
生まれてきたかいが
ないじゃないか』
(山本有三『路傍の石』より)
と書かれていました
配られた瞬間に
なぜかピンときました
なぜ刺さったのか
当時はわかりませんでしたが、
今なら少し分かる気がします
石原は昔から
人より優秀になりたい
というより
自分の力を使い切りたい
という思いが強かったのだと思います
せっかく与えられた能力
せっかく与えられた人生
それを中途半端に終わらせたくない
そんな気持ちが
この言葉と重なったのでしょう
独立もしました
目標は変わりました
立場も変わりました
しかし
「自分を生かし切る」
というテーマだけは
変わっていません
だからこそ
30年近く経った今も
捨てられることなく
この紙はデスク前にいて
石原に問いかけてきます
お前は
自分を生かしきれているか?
と
人生とは
誰かと比べることではなく
自分に与えられた可能性を
どこまで使い切るか
なのだと思います
さて、
あなたは
自分の力を
生かし切っていますか?





