言葉の語源は
「言の端(ことのは)」
つまり、
言の端(はし)
言葉とは
全部の事象を表すのではなく
ほんの端しか表していない
との意味から
「言の端」と言われた
との説があるそうです
※参考文献「はじめての哲学」岩波ジュニア新書
確かに、
言葉で伝えようとして
中々伝わらず
私たちはイライラします
よね
「言の端」には
限界があるのです
ですが、
その一方で
たった一言で
人生を変える力を持つ言葉
もあります
あの先輩の一言で救われた!
映画のあのセリフから勇気をもらった!
親友の一言が今も胸に刺さっている!
皆さんも
きっとあるでしょう
石原もあります
ただ
その時のその言葉は、
その時の感情
その時の背景
その時の音
その時の匂い
その時の暑さや寒さ
つまり、
五感がセットです
役者が役者たる所以は
たった一言で
その人の気持ちや
その人のバックグランドまで
伝え切るところ
まゆげの角度が違うだけで
言葉の意味が変わります
これをお読みのリーダーの皆さん
そこまで考えて
言葉を使っていますか?
役者さんや芸人さん
アナウンサーさんも
言葉のプロたちは
言葉の限界を知りつつも
相手の五感をフル活用させて
言葉の可能性を広げている
のだろうな
と石原は考えています
人前に立つリーダーとして
五感をフル活用して
言葉の可能性を広げてみたいな
と思います