昨年、
京都大学のエグゼクティブ・リーダーシップ・プログラムに参加したとき、
橘会館の壁に飾られていた書が、
今でも心に残っています。
書道の大家・杭迫柏樹先生の作品で、
そこに書かれていた言葉は
「無究」
正直、
最初に見たときはピンときませんでした
「究めが無い」ってどういうこと?と
道を究めたい
と思ってきた自分には、
少し違和感があったんです
でも、
教えていただいた意味はこうでした
「道には終わりがない。だからこそ、学び続けるのだ。」
それを聞いて、
「あぁ、そうか」
と腑に落ちました。
気づけば、
ビジネスの世界に入って四半世紀。
これで一段落かな
と思うたびに、
「いや、まだ先があるな」
と思わされることばかり
上には上がいます
学んで実践して
まだまだ知らないことだらけ
究めても、
究めても、
終わりがない
だからこそ、
学び続けるしかないんですよね
結局、
「学び」って特別なことじゃなく、
昨日より少しでも良くなろうと思う、
その気持ちなんだと思います
今日もまた、ひとつ気づき、
明日はまた、ひとつ成長
そんな毎日が
きっと「無究」の生き方
なんでしょうね