
作業を任せれば作業員
判断を任せれば経営者が育つ
出光佐三の経営には
非常に興味深い考え方があります
「一人ひとりが経営者」
社員を単なる従業員として
扱わなかったのです
これは今の中小企業にこそ
必要な考え方だと思います
社長が全部決める
「これやっといて」
「ここへ営業に行って」
「この値段で売って」
「問題が起きたら俺に聞いて」
これを続けていると
社員は確かに仕事をするようになります
しかし
経営者にはなりません
なぜなら
考える仕事を
全部社長が奪っているからです
私は顧問先でも
「任せる」の意味をよく考えてもらいます
作業を任せるだけでは
本当の意味で任せたことにはならない
この仕事の目的は何なのか
誰に価値を提供するのか
いくら売上をつくるのか
いくら利益を残すのか
問題が起きたらどうするのか
そこまで考えさせる
すると社員は
少しずつ経営者の視点を持ち始めます
もちろん最初は失敗します
それでも任せる
作業を任せれば作業員が育つ
判断を任せれば経営者が育つ
社長の仕事は
正解を教え続けることではありません
自分で正解を考えられる人を
何人つくれるかです
あなたの会社には
「経営者」が何人いますか




