漫画
『ミステリという勿れ』
にハマっています
映画にもなりました
主人公
久能整(ととのう)くんが
遭遇した事件を
類稀な推理力で
つぎつぎに解決する
静かなミステリー小説
と言った内容ですね
この久能整くん
積極的に事件を解いてやろう!
とは思っていませんが
ふとしたことをきっかけに
事件に巻き込まれていきます
ふとしたこととは
彼が口にする疑問
それっておかしくないですか?
それってほんとはこうじゃないですか?
それって変じゃないですか?
みんなが
まーまーそんなものでしょう…
と思っているところに
「それっておかしくないですすか?」
っと
素朴な疑問を投げこみます
投げ込まれた周囲は
最初ドギマギしますが
結果的には
モヤモヤが晴れ
事件は解決していきます
このストーリーが面白いのは
久能整くんが
他の推理ドラマのように
頭脳明晰のスーパーマン
(コロンボ、古畑、コナン、金田一など)
ではないこと
どこにでもいそうな
いやむしろ
どこにいるかすらわからない
目立たない青年
そんな青年が
誰もが思っていそうで
でも
スルーしてしまっている
素朴な疑問を口にするところから
謎解きが始まっていきます
僕らも実は
持ってますよね
あれおかしいな
あれほんとはこうだよね
なんでそうしているのだろう?
と思う疑問
多くの人は
これを口にはしません
空気を読むってやつでしょうか
素朴な疑問を口にすれば
波風が少し立ちますが
その組織は
事件を迷宮入りさせることなく
解決していける組織
になります
空気を読み過ぎることで
職場の問題を
事件を迷宮入りさせている
なんて組織、
よく見かけます
名探偵になる必要はありません
事件を迷宮入りさせる前に
どうぞ
素朴な疑問
口にしてみてください