本屋さんの平積み
『ネクサス』
上下巻読みました
分厚い…
が、おもしろ!
これまで『情報』が
どれほど人類に影響を与え
AIが及ぼすであろう
広くて深い影響力に
警鐘を鳴らしています
記憶に残ったキーワードは
『自己修正能力』
崩壊する組織と
持続する組織の違いを
古代ではローマやギリシア
近代ではナチスドイツやソ連
を事例に、
自己修正能力があるorなし
に置いています
いずれの組織も
一時は栄華を誇りながら
最終的に自滅しています
組織の神秘性を高めるため
トップの言うことは全て正しい
とのルールを持ったが故に
外部の進歩についていけず
内部から反乱が起きる
歴史が証明する
ストーリーです
トップダウンは
石原も手法として
組織作りに取り入れます
が、
それは
カリスマ教祖様を持つ
宗教組織でもなく
誰もトップに反論できない
独裁組織でもありません
トップが方針を打ち出し
その方針を叩き台に
メンバーは自由に意見を出し合い
自発的に案をブラッシュアップしていける
そんな
自立型組織が理想です
著書の言葉を借りれば
自己修正能力のある組織
と言えそうです
独裁国家が
目立つ時代だからこそ
リーダーとメンバー
それぞれがお互いを尊重し
お互いの役割を果たす
自己修正のできる組織が
石原も成長していける
と信じます
しばし、
歴史の評価を待ちましょう