『ろうそく実験』
と呼ばれる
心理学の実験があります
狭く暗い部屋に、
・ろうそく
・画鋲の入った箱
・マッチ
があります
ここで
ろうそくを壁につけて部屋を照らせ
と言われたら
あなたならどうしますか?
多くの場合、
ろうそくのロウを垂らして
壁にくっつけよう
とするらしいですが
これはくっつきません(笑)
正解は
画鋲の入った箱の中に
ろうそくを立て、
その箱ごと
画鋲で壁に差す
です
固定観念を外し、
画鋲の箱を
ろうそくの台と思えるか
がこの問題のポイント
そしてここからが
この実験の面白いところ
Aチームは報酬なし
Bチームは早く仕上げたら報酬をあげる
とします
報酬ありのBチームの方が
報酬なしのAチームより
タイムが遅くなります
え?
報酬ありの方が早くなるでしょ?
と思ったあなた!
いいえ
この実験では
何度繰り返しても
報酬をもらった方が
タイムが遅くなる
という結果になります
報酬に意識が行ってしまい
クリエティブなアイデアが
出にくくなるため
と心理学の先生は解説していました
うーむ
経営の現場で行われている策
(ここでは報酬)と
心理学の実験結果とが
大きく乖離している事例です
経営では
効果があると思っている
(思い込んでいる)ことが
実は逆効果だった
こんな事例は
他にもあるのかもしれません
人間の心理を学び
経営とのギャップを埋める
石原も興味を持って
リサーチしているテーマです