ヤブサキ産業株式会社 代表取締役 薮嵜 康一氏に、逆境をも継続的な成長の糧とする企業経営の秘訣に迫ります!
【薮嵜社長】GS業界は、需要のピークアウト、価格競争、人材難が重なる3重苦の業界です。弊社も当時はどんなにがんばって収支トントンがやっとの厳しい状況でした。
このままでは先行きがないとの判断から、石原さんのサポートも受けながら、「業界で千葉県№1になる」とのビジョンと「車の町医者になる」とのミッションを再定義。
このビジョンとミッションを実現すべく、商品戦略も再構築。具体的には、車検、鈑金、自動車保険、レンタカー・さらには車販事業まで、車に関するお困りごとをワンストップでサポートできる体制「ヤブサキサークル」を作ってきました。
これらのカーメンテナンス事業が収益を牽引してくれています。
【薮嵜社長】その通りです。当時はいわゆるトップダウン組織で、風通しも悪く、離職率も高かったです。
どうすればみんなのベクトルを揃えることができるのかが大きな課題でした。
そのためにはビジョンを「浸透」させるしかないとの思いから、社員同士が感謝を伝える「ありがとうカード」、「理念手帳」の策定と研修、年2回・全ての社員との「個別面談」と、理念を浸透するためにやれることをとことん実施しました。
その結果、社内に求心力が生まれ、戦略が現場に浸透していったと思います。
今では、古株の社員から「社長、ビジョン実現したら胴上げしてあげますからね」と言ってもらえるぐらい、風通しが良い組織です(笑)
【薮嵜社長】石原さんと一緒に実践してきた五つ星経営フローⓇ(ビジョン浸透、戦略構築、組織作り、人財の育成と定着、キャッシュフロー経営)が経営の土台となっていますので、ちょっとやそっとではびくともしない自負はあります。
脱炭素の動きは確かに脅威ですが、この脅威をチャンスと捉えています。
今年度から「まごころサポート」と称し、地域のシニアの皆様の「ちょっとしたお困りごと(電球交換やリフォーム等)」を解決していける体制を作っていきます。
これまで以上に地域に根差し、カーライフをサポートするヤブサキから『ライフまでをもサポートするヤブサキ』へ変容進化していきたいと考えています。
理念浸透と戦略構築の両輪を回せたことが逆境の中でも成長できた要因。地域密着の強みを生かし、シニアサポートにまで取り組む新たなチャレンジにぜひご注目下さい!